1953-10-31 第17回国会 衆議院 運輸委員会 第1号
またただいま石井運輸大臣からは、これに対し外資の導入によつて世界銀行なり、あるいは他からまかないたいというようなお話も承つたのでありますが、その点について今後の努力をお願いするとともに、私は国鉄の電化政策において基本的な問題として、この際考えていただきたいと思う点は、いわゆる新線建設と電化との関係であります。
またただいま石井運輸大臣からは、これに対し外資の導入によつて世界銀行なり、あるいは他からまかないたいというようなお話も承つたのでありますが、その点について今後の努力をお願いするとともに、私は国鉄の電化政策において基本的な問題として、この際考えていただきたいと思う点は、いわゆる新線建設と電化との関係であります。
ソ連におきましても、レーニンが政策切換えのときにネツプ、新経済政策をとりまして電化政策、そのほかツンドラの征服、ドン、ヴオルガの総合開発をやりますときに、国民は一種の情熱的な気分に動かされてやつておる。
今後の国民経済は電化政策をとらなかつたならばやつて行けない。しかも資本主義社会として一番困るのはその電気をどこに持ち込むかということで指導力を失つてしまうことです。それは世界平和のためには、兵器生産ではなくて農村に持ち込まねばならぬ。日本農村の現状では電気が高くて使えないのです。それにもかかわらず電気を農村に持ち込み農業改革をやらねばならない。
國鉄が今後よい経理になるためには、どうしても國鉄を電化しなければならないということについて、しばしば献策をして参つたものでありまして、もし國鉄が経理の合理化を徹底的に行つて、國鉄の電化政策に一路邁進するならば、國民はいろいろな不便や困難にも十分耐えて、國鉄の政策を承認するかもしれないのでありますが、日本経済復興のための最大のてことなるべき國鉄電化の問題について、何ら予算面では現われないで、なおかつ國鉄
御高説を参考人の方々から伺つたのでありまして、藤田さん、細谷さん等もすべてそういうことを言われておつたようでありますが、國鉄の経営の合理化、企業の合理化ということを非常に強く叫ばれており、私たちは首切りは絶対反対である、こういうふうなことを言われておるのを私よく聞いておるのでありますが、この首切りというふうなことがなくして、企業の合理化が行い得るかどうかというと、ただいま高野さんから言われたような電化政策
もう一点は今後運輸省のとらんとする電化政策、日本の鉄道の整備の上における電化政策をどういうようにするか、それについて來年度予定は何マイルやる予定か、それに対する資材はどうするか、また今後電化以外の鉄道の改良計画、それの資材はどのくらいいる、一キロ当りの予算はどのくらいをもつて考えておられるか、このお答えはおわかりでなかつたら、担当者から詳細に文書をもつて御回答願つてけつこうであります。